青年部 『さくらの手入れ』
欽明鉱山の桜は、昭和61年に当時の青年部員で植えて、これまで大切に手入れをしてきました。春の開花シーズンには地元の方々もお花見に訪れ、深川では有名なスポットです。
これからも地域の方々に愛される桜として育てていければと思います。

手入れに協力してくれた青年部と青年部OBのメンバー
伝統工芸の視察体験研修について
伝統工芸を視察して、自らの仕事の参考にしようーと、去る一月二十七・二十八の二日間に亘って、日本の良き伝統工芸・京都の綴・螺鈿蒔絵を体験する視察を実施しました。
厳寒の京都の街中に糸を紡ぐ音が響く工房。ここは、京都西陣・浅田綴。六十年以上の経験を重ねた職人が、金糸銀糸を折り重ね、幾何学模様や京都の雅を描いていく。この繊細な工程には、完成まで幾つもの分業化があって、作り上げていく。京都の職人の裾野の広さを体感しました。
当日の工房は、雪のちらつく厳しい寒さの中、糸が程よい湿気を保つためもあって、昔ながらの土間にして、製品にこだわる職人の心意気を実感しました。因みに、綴られた帯一本のお値段は、百万円前後だとか。
続いて、京漆器の丸盆に京都伝統工芸でもある蒔絵・螺鈿の加飾を体験。螺鈿は、貝を細く削り貼り付ける手法で、見る角度によっては、色が変わる。その色彩は、重厚な趣までも感じさせる。この作業を実際に体験しようーと、各々が思いを込め、筆を運び、線を描く事の難しさを体験しました。今回の役員研修は、今までにない体験型研修として、木戸副会長の企画にて実施。日本の伝統工芸の一部を垣間見たと同時に、その道一筋を極める奥深さを実感出来た研修となり、今後の各仕事に大変参考になりました。
平成25年 1月吉日
会員の皆様へ
高 陽 町 商 工 会
会長 大下 秀明
高陽町商工会会員増強キャンペーン御礼及び実績について (ご報告)
新春にあたり、皆様におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。今年が、会員の皆様にとってより良き年となります事をご祈念申し上げます。
さて、商工会を取り巻く経済環境は厳しさを増すなか、昨年3年に一度の国勢調査(平成21年分)の新たな管内事業者数が適用されることとなり、その結果254事業者が増加したため、現在の商工会組織の存続条件でもあります組織率(商工会加入者数/管内商工業者にて表す)も50%を割り、存亡の危機状況でありました。昨年12月末、地方紙にも大きく取り立たされ(中国新聞朝刊12月28日発刊)、皆様に多大な不安を与えたことをこの紙面をお借りして、深くお詫び申し上げます。
高陽町商工会では標記キャンペーンを昨年7月より年末にかけて、広く会員の皆様をはじめ関係機関に対して会員増強のご協力を呼びかけて実施してまいりました。その結果、多数の新規入会を頂きました。下記の通り、現在では商工業者数の以前の適用前の組織率に近づく状況まで回復しております。これも一重に会員の皆様をはじめ多くの方のご理解ご協力の賜物と深く感謝する次第です。この数値に甘んじることなく、引き続き増強を展開してゆく所存です。何卒、引き続き益々のご理解ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。
商工会の基本目的は地区内の商工業の総合的な改善発展を図るとともに、併せて社会一般の福祉の増進に資し、経済の健全な発展に寄与することを目的としています。この厳しい時代でこそ基本に戻り、しっかりと足元を見つめ、地域の唯一の経済団体としての使命をしっかりと自覚する所存です。高陽町商工会は、「あなたに とことん」をモットーに、元気な経営、笑顔のまちへ、商工会は全力で進みます。「行きます、聞きます、提案します。」を合言葉に、商工業者の皆様が、商工会に加入して本当に良かったと言える組織づくりに努め、「オール商工会のまち」として皆さんと共に邁進してまいる所存です。今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。
【会員数状況】
基準日 平成24年7月20日 平成24年12月末日
会員数 1,022 1,139
商工業者数 1,773 2,027
組織率(法定会員) 53.2 % 51.8 %
※ 会員増強キャンペーン期間中入会者 124
※ 本年度4月1日から12月末 入会者 152
高陽町商工会は令和6年3月に経済産業大臣より「第3期経営発達支援計画」の認定を受けました